2022年はFRBの急速な利上げでハイテクをはじめ多くのセクターが下落した年でした。ところが唯一プラスとなったのがエネルギーです。チャートのマーカーは色=所属する軸、ラベル=出来事の内容を表します。同年に下落したテクノロジーETF(XLK)と対比すると、「効く要因の違い」が際立ちます。
ロシアがウクライナへ侵攻 — 原油急騰
2月24日にロシアがウクライナへ侵攻すると、供給不安からWTI・Brent原油は一時100ドルを超えました(2014年以来)。資源価格の高騰は石油メジャーの採算を直接押し上げる、外部(地政学)要因の強い買い材料です。
出典: CNBC (2022-02-24)
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原油が一段高(Brent一時約130ドル)
3月初旬にはBrentが一時およそ130ドルと数年ぶりの高値圏へ。原油高がそのまま石油メジャーの販売価格・マージンの改善につながる構図が強まりました。
出典: EIA
所属軸: 外部 (マクロ・環境) ・ カテゴリ 3
第3四半期決算で利益197億ドル — 四半期最高益
10月28日、XOMは第3四半期決算で利益197億ドルという四半期として過去最高を計上。外部環境(高油価)が、決算という内部要因に直結したことを数字で裏付けました。「外部要因→業績→株価」の連鎖が明確に観察できます。
出典: SEC EDGAR (2022-10-28)
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上昇トレンドのまま1年を終える
年間を通じてXOMは主要移動平均線を上回る上昇トレンドを維持。S&P500でエネルギーは唯一プラス(約+58%)の最強セクターとして1年を終えました。金利に弱いハイテクとは正反対の結末です。
出典: CNBC (2022-12-30)
所属軸: テクニカル・需給・心理 ・ カテゴリ 5